【知らないと損する!?】ちゃんと空気圧点検してますか?タイヤ空気圧の重要性を解説!

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タイヤ空気圧
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この記事を読むと、、、

  • タイヤ空気圧の重要性
  • 異常がなくても空気圧は減少す理由
  • 空気圧点検に必要なもの、点検できる場所


このようなことが理解できます!

タイヤの空気圧ってそもそもなに…?
空気圧って実際になんか影響あるの…?
空気圧を点検したいけど何が必要なの…?

こんな方の悩みに現役の整備士がお答えします!

この記事を書いている私は、
トヨタ系ディーラーで働いて4年目の一級自動車整備士です。

仕事で数多くの車を整備していますが、
空気圧の点検をしていなかった事が原因でタイヤ交換が必要になったり、
お出かけ先でのトラブルになってしまったケースを目の当たりにしています、、、


今回はそんな意外に知られていない、
タイヤの空気圧について、重要性や、点検に必要なも、点検できる場所について解説します!

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タイヤ空気圧の重要性について



タイヤの空気圧は気にして点検している方もいらっしゃいますが、
全く点検しない方もいらっしゃいます。

実はタイヤの空気圧は車に様々な影響を与えていますので、かなり重要なものなんです。

それでは、実際にどんな影響があるのか解説していきます!

空気圧は車にどんな影響を与えるのか

結論から言いますと、

車の燃費
乗り心地
タイヤの性能を十分に発揮できない
タイヤの偏摩耗
タイヤのバースト

タイヤの空気圧が車に与える影響は数多くありますが、
代表的なものはこの5つになります。

ここでは上から3つの項目について解説します!
(あとの2つは下ので解説します)


車の燃費

これは知っている方も多いかと思います。
空気圧が低い状態で走っていると、車の燃費が悪化します。

自転車のタイヤに全然空気が入っていない状態で走っていると、
全然進まなくて、かなり疲れます、、、
ですが、空気をいっぱい入れれば少しの力でぐんぐん進みますので、疲れにくいですよね!

車も自転車と同じで空気がしっかり入っていれば
タイヤが転がりやすくなりますので燃費が良くなります!


実際に空気圧が30%低下すると、燃費が約8.5%悪化するといわれています!


乗り心地

タイヤの空気圧は乗り心地にも影響します。
これは先程とは逆で、空気圧が入りすぎている方が乗り心地は悪化します。

空気圧が低いほうがタイヤが柔らかいのでその分乗り心地は良くなります。

注(ですが、空気圧が低いと悪影響が多すぎるので、空気圧が低い状態はおすすめしません!

これも自転車を想像してもらうとわかりやすいと思います!


・タイヤの性能を十分に発揮できない

タイヤ、車、ともにその車にあった空気圧を充填することで
グリップ力や、制動力を発揮できるように設計されています!

その空気圧よりも高すぎたり、低すぎたりしても、
本来の性能を発揮できなくなってしまいます。

空気圧が原因でタイヤをダメにしてしまう


タイヤの残り溝はまだまだあるのに、空気圧が原因でタイヤ交換が必要になることがあります。

タイヤの偏摩耗

これは、タイヤが偏って摩耗してしまうことを言います。


空気圧が高すぎても、低すぎても偏摩耗してしまい、
通常の交換時期よりも早い時期で交換が必要になってしまいますので非常にもったいないです。


偏摩耗について別の記事で詳しく解説する予定ですので少々おまちください!

空気圧の点検不足でおこるトラブル


空気圧不足で起こるトラブルと言えば、

バースト

という現象があります。

バーストが起こってしまうと、スペアタイヤなどに交換するか、
レッカーなどの救援を呼ばないと移動できなくなってしまう重大なトラブルになります。

バーストって何?という方のために、
バーストについて詳しく解説している記事がありますので、こちらの記事もご覧ください!
【危険】タイヤのバーストってどんな現象?予防方法と原因を解説!【整備士が教えます】

なんで異常がなくても空気圧は現象するの?


そもそもパンクなどしていないのに、なんで空気圧は現象するの!?

なんて思った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
でも安心してください。私も整備士になりたてのときは、理由を知っていませんでした。笑


正常でも空気圧が減少する理由を解説します!

正常でも空気圧が現象する理由


結論から言いますと、ゴムは空気を少しずつ通してしまうから、なんです。

これを「自然空気漏れ」といいます。

空気の入った風船を想像していただけるとわかると思いますが、
しっかりと空気の入った風船も数日経つとしぼんできてしまいますよね。

あれも風船のゴムが空気を少しずつ外に通してしまっているからなんです!

タイヤの空気圧は、サイズにもよりますが1ヶ月で約10~20kPa減ってしまうといわれています。

実際に働いている中で体感的に、
軽自動車などの小さいサイズのタイヤのほうが減少しやすいです。

空気圧点検に必要なもの、点検できる場所とは


空気圧は目視などの見た目だけでは点検できませんので、
点検するための機器、もしくは調整できる環境が必要になります。

点検するための機器や場所について解説していきます!

空気圧を点検するのに必要なもの


空気圧を点検するには「エアゲージ」という空気圧を点検する機器が必要になります。

エアゲージはホームセンターや、Amazon、楽天などでも販売していますが、
ガソリンスタンドにもタイヤ用のエアゲージ、空気充塡機が設置してありますので、
エアゲージを購入しなくても、点検することは可能です。

1つ注意してほしい点が、自分でエアゲージを購入しても、
現在の空気圧を点検、確認することはできますが、調整することはできません。

※厳密には空気圧を下げる調整はできますが、空気圧を上げる(充填する)調整ができません。



実際の空気圧の点検方法、エアゲージの使い方、
ガソリンスタンドでの空気圧調整方法について、
別の記事で詳しく解説する予定ですので少々お待ちください!

空気圧を点検できる場所


自分でエアゲージを購入しなくても、タイヤの空気圧は点検することができます!

身近な場所でいうと、ガソリンスタンドに行けば点検できる可能性が高いです!
稀に無いところもありますが、基本的には誰でも使えるようにエアゲージが設置してあります。


またガソリンスタンであれば点検もできますし、空気圧を調整(入れる、充填する)環境が、
整っていますので、そのまま調整することも可能です!

まとめ


今回はタイヤの空気圧の重要性、点検するために必要なもの、点検できる場所について、
解説しましたがいかがでしょうか?

空気圧の点検を怠ると車に様々な悪影響がでてくることを理解していただけたかと思います!


空気圧の点検は気軽にできますが実際に目に見える悪影響や、
体感できることが少ないので、おろそかになりがちです。

ですが、バーストなどが実際に起こってからでは遅いので、
危ない目にあってしまう前に、事前にしっかりと重要性を理解し、
こまめに点検、チェックることをおすすめします!


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